31編成~34編成
著しい乗客数の増加に対する輸送力強化のため2023年8月に導入しました。2両編成車両で掲げる『優』『涼』『景』『清』『軽』の5つのキーワードを踏襲しながら、車内の利便性、快適性、安全性の向上を目指しました。混雑する車内ドア付近には、キャリーケースを収納できる大型荷物置場を設け、4か国語で案内するLCD表示器を全ドアの上に設置しました。また、優先席と車いすスペースを増設してバリアフリー設備も拡充しました。
非常・保安設備では、列車が駅間で走行不能になった場合の避難器具として『非常脱出シューター』を搭載したほか、列車内における犯罪や迷惑行為の抑止を目的に防犯カメラを設置しました。
車両主要諸元(31編成~34編成)
形式 | 1000型(31編成〜34編成) |
編成 | 3両固定編成 |
最大寸法(m)
長さ×幅×高さ |
先頭車 14.7×2.98×5.1 中間車 13.7×2.98×5.1 (編成長 43.1) |
定員 | 251人 |
最大登坂能力 | 60‰ |
最高運転速度 |
65km/h |
電車線電圧 | 直流1500V |
台車 | 2軸ボギーボルスタレス台車 |
主電動機 | 100kW×10台/編成 |
制御装置 | VVVFインバータ制御装置 |
信号保安装置 | ATC(車内信号方式) |
補助電源装置(SIV) | 130kVA×2台/編成(待機2重系) |
冷房装置 | 20.3kW×6台/編成 |