よくある質問

平成15年8月10日(日)｢道の日」

平成15年2月17日に開かれた沖縄都市モノレール（株）取締役会において、代表取締役社長 （稲嶺知事(当時)） より、開業予定日が発表されました。

最高速度は、約時速65kmです。

各駅の停車時間も含めた平均時速は、約時速28kmです。

定員は、2両1編成で165人（座席数は65席）です。

場所によって違いますが、地上から8～20mの高さを走ります。

高いところは、約地上20mもあって、ビルの高さにすると5階建てに相当し、車両からすばらしい眺めを楽しむことが出来るでしょう。

モノレール駅のプラットホームでは、落下防止のため、安全柵やホームドア（自動ドア）を取り付けています。

また、駅員が見回り、防犯カメラでも安全を確認するようにしています。

モノレールの駅は、高いところにあるので、階段だけでなくエレベーターやエスカレーター、駅内には身障者用トイレ、誘導ブロック等、車いす対応スペースも設置しており、また、車両に乗る際にスムーズに乗れるよう車いす乗降装置も設置しています。

【詳細は「バリアフリー」を参照】

大気汚染や騒音・振動等、周辺の環境に及ぼす影響が少ないやさしく快適な乗り物です。

風速15m/毎秒以上の場合は注意運転し、風速25m/毎秒以上の場合は運転を中止します。

モノレールから発生する騒音は、環境基準値以下になるように設計されています。これは市内の主要道路騒音値以下となっています。

振動についても、車輪はゴムタイヤを使用しており、大きな振動は与えないとされています。

列車の運行を中止し、構造物や諸設備などの状況を点検して後、異常がなければ運転を再開します。

地震に対する対応は、地震計を設置し、あらかじめ設定されたレベル（2003年5月現在のところ確定中）を超えたとき、指令室から列車（運転士）に情報を提供します

沖縄県では、地理的・自然的条件等を考慮し採用しました。

主な理由
① 懸垂型は、鋼材を多く使用するので割高であるため。
② 沖縄は塩害が大きいため。
③ 跨座型はコンクリートが主体なので、地元の資材が発注でき、工事の現場施工も地元の労働力が活用できる点で、地場産業に与える波及効果が大きいため。

鉄筋コンクリートにPC鋼棒を挿入したPC桁（20m）を標準としているが、交差点および河川横断箇所などは桁が長くなるので鋼桁を使用している。